Author Archive
パニック障害の治療
平成27年5月 パニック障害 30代男性
5年前飲食店に上司にむりやり食事に誘われ時に、嘔気が生じ手が震えるようになる。それから家族との外食でも同じようになり、最近は仕事が終わった後に手の痺れ、過呼吸、耳鳴り、めまいがし酒を飲んでも眠れない。他に下痢が10年位続く。診ると瞼戦、舌戦少しある。外反母趾脾募、脾愉、腎愉、胃愉虚、舌右辺苔薄い、肝気虚、脾虚と判断し百会、右公孫に鍼をする。その日より眠れるようになり、下痢もやや塊ができてくる。食欲が出て外食1回するが吐かず調子は良いとの事、4回治療その後来院せず。
日本食
日本には様々な保存食、発酵食品、郷土料理等があります。それらは長年の生活の知恵として生まれたもので、長年食べてきたものです。ですから自然と体になじみ身にしみついています。この伝統ある日本食が今世界中から注目を集めています。健康に良いとか肥満防止に良いとかという理由のようですが、結局日本食は非常にバランスのとれた食品ということなのです。日本食は穀物、野菜、魚介類が中心でそれを色々と加工する技術があるのも特徴なのです。ですから私たちは大いに日本食を摂っていることに誇りをもっていいのです。
左五十肩と両手の指へバーデン結節の治療
左五十肩と両手指へバーデン結節
平成27年1月 60代女性
1ヶ月前より左肩の挙上困難と夜間痛がありなかなか治らない。又5年前より両手指へバーデン結節ができ、朝起きたとき手指のこわばりがあり、腫れて痛い、身の周りの人の世話が続けざまにあり疲労がかさなる。全体に背部の筋肉は硬く、指の結節圧痛もある。肝気の不疏のために筋が硬くなり、気血の流れが悪くなり痛みが発症したものと診る。左足の太衝に鍼をし筋を緩め、指の腫れをとるために直接指の関節に鍼をする。3回の治療で肩の痛み、動きは9割方とれて、朝の手のこわばりもなくなる。まだ手指の痛みは少し残る程度で、その後時々診る程度で順調に回復。
日本ミツバチの蜜
今日、日本ミツバチの蜜をとりました。予想以上の3キログラム以上ありました。日本ミツバチの蜜は百花蜜と言いあらゆる花から蜜を摂って来るので深い味わいと濃厚な色をしています。とったのは1箱だけですがその中に8列に巣が並んでいて、びっしりとつまっていました。びっくりです。ミツバチはすばらしいです。感激しました。
春の息吹
4月に入り春の気配を少しずつ感じるようになりました。庭先には蕗の薹が出始め、山に入ればタラの芽が芽吹き、蕨取り、木々の芽吹き、花が咲きそしていよいよ渓流つりのシーズンです。山に川に入り春の季節を感じ、自然の中に入っていく喜びがなんとも言えず楽しく、これは都会にいては味わえないものです。最高のぜいたくを味わうことができる季節です。自然は人をやさしく受け入れてくれます。ですから人も自然に対してやさしく自然を壊さないようにしなければなりません。人は自然から最高の恩恵を受けているのです。感謝です。
未病治
病未だならず、まだ病気にならない内に身体の手入れをして病気にならないようにしましょうということです。病気になってから治そうとしてもなかなか治らず、中にはもっとひどくなり不治の病となることもあります。どんな病気でも最初は簡単で直ぐに治るものです。しかし人間は健康な時はあまり自分の身体に気をつけず、暴飲暴食、無茶苦茶な生活をしてしまいがちです。むりをしていても若いときは少し休めば直ぐに治ってしまいますが、年を重ねていくと40歳すぎ頃よりだんだんと治りが遅くなります。今の世の中だれでも様々なストレスがあり大変ですが、早い内軽い内にそれらの負担を少しでも減らしていくことが大きな病気にならない事につながるのです。
寒さに強い鼠
22匹の二十日鼠を二群に分け、一群には一週間に5日間米粒の半分位の大きさの灸を鼠の背中に6週間続けました。他の一群にはなにもしませんでした。次の一週間はそのままにして8週目に両軍を摂氏3度の寒冷室にいれてみました。そうすると灸をしなかった方の鼠が大部分凍死したのに比べ、灸をした方の鼠は死ななかったそうです。又灸をした鼠の肝臓中の酵素量はしない方に比べ重くなっていて、寒さに強くなっていた原因だと分かりました。これは以前の国立公衆衛生院長の多々井博士の実験でした。
243歳の長寿者
江戸時代の天保15年、永代橋の落成式に三河の百姓万平一家三夫婦が揃って渡り初めをしました。万平は慶長7年生まれで243歳、その妻たくは元和9年生まれの222歳、息子の萬吉は慶安2年生まれの196歳、その妻もんは承応4年生まれの138歳、孫の萬蔵は元禄8年生まれの151歳、その妻やすは宝永4年生まれの113歳という記録が名古屋の郷土史家森嶋市衛氏が古文書の中に発見したそうです。
長寿の秘法を聞かれると「先祖代々欠かさず足の三里に灸仕り候」と答えていたそうです。万平はその後八代将軍徳川吉宗公や11代将軍徳川家斎公などの慶事に召しだされたそうです。
散歩のすすめ
人間の中心は臍下の丹田にあります。散歩をすると重心が下に落ちます。特に丹田に気が集まると気が落ち着き、心が安定します。歩く事はそれだけではなく、自然の中、山や雑木林、川べり、田園地帯それらの中を歩く事によって四季の変化を肌で感じる事ができます。それらをたのしみながら散歩をすると、日常のストレスを発散したりと気分転換になります。是非ともみなさん1日10分でもいいですから散歩をすることをおすすめします。又散歩は簡単にできる全身運動です。
3/13(金)臨時休診のお知らせ
誠に勝手ながら3/13(金)午前中は臨時休診とさせていただきます。
午後は2時より診療いたします。
患者様にはご迷惑をおかけいたしますがご了承の程お願い致します。