最近の症例

当院で手当てした主な症例をご紹介します

逆子・つわり・不妊治療・自己免疫肝炎・顔面神経麻痺・線維筋痛症・慢性関節リウマチ・子供の夜泣き・カンの虫・捻挫・腰痛・糖尿病・坐骨神経痛・肩関節痛・膝関節痛・気逆症・不安症・腰椎スベリ症・疲労・筋疲労・高次脳機能障害・パーキンソン氏病・がん手術後の後遺症・ストレスから来る様々な症状・スポーツ障害・五十肩・四十肩・腎障害・胃の疾患(慢性胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、機能性胃腸症)・頭痛・不眠症・アトピー性皮膚炎・花粉症・蕁麻疹(じんましん)・めまい・ふらつき。
 

院長の所感

鍼灸の適応症は腰痛、神経痛が一般的ですが最近の傾向としましては
様々なストレスが原因の症状が多く見られます。
アルコールの飲みすぎ、食べすぎからくる内臓の弱り、
そして精神的なストレスからくる心身のバランス乱れがあり免疫力が落ちているようです。

鍼灸治療は、まだまだ多くの病気に対して対応しきれていませんが
世界的に見ると各国では鍼灸に対する期待と要望が強く積極的に治療取り組まれています。
鍼灸治療の可能性は高く、将来においても多くの病める人々を救うことができると思います。
 

左顔面神経麻痺で来院された症例 50代男性

2週間前より左顔面麻痺、病院でヘルペスの菌が入った為になったと言われ、2週間点滴したが悪くなる。
食べずらく、左目が閉じない。口笛ができない。長く話すと右顔面が疲れてくる。
ここ2年位、頸、背が張る、ひどいと頭痛がする。

過労が脾 胃に影響を与え、気血の流れが悪くなり発症したものと考えられるので
左足第2指と3指の間のツボと左手の第1指と2指の間のツボに鍼をする。
1ヶ月半15回の治療にてほぼ完治。顔面には一切治療せず。
顔面神経麻痺の場合は1日も早く治療に入ることが大事である。
 

肩、背中重いで来院された症例 20代男性

5年前よりあり、ここ2週間位特にひどく、
2ヶ月位マッサージをしているがほぐれず、夕方になるともっとひどい。
ひどいと偏頭痛にもなる。1日中パソコンを使用するので目もつかれる。
夢多く、浅い眠り、足ひえる。目赤く、腹全体冷え腰から下もひえる。
気が上昇し上下のバランスが崩れ、上に熱、下が冷えの状態になり、発症。

頭の頂上の百会というツボに鍼をし、1回の治療ですっきりとして治る。
 

下肢の痺れで来院された症例 60代男性

1年前より膝下の痺れと後側痛があり、日中動き始めに出る。最近は夜中に両下肢つる。
3年前会社の役職を辞めてから気力がなくなり様々な症状がでる。
顔色、疲労気味、足冷え、肝気の流れが悪くなり発症したと思われるので灸にて治療。

最初治療後、熱が1週間続くその後鍼をしたり、腹部に打針術をやる。
油物を食べると胃酸が上に出たり、冷たいものを食すると下痢したりもしたが、
最近は落ち着き、足の痺れはなくなり痛みもない。半年位続いて治療中。
 

右五十肩で来院された症例 60代男性

3ヶ月前より右肩関節前部痛、挙上困難、水平まで上がらず、夜間痛あり、左肩関節も挙上できるが痛い。
右後ろに腕を回すと背部まで上がらず。

右手甲側浮腫、熱ありと判断、熱をとるため右手小指と薬指の間のツボ等に針をする。
3回の治療で半分位良くなり、5回で7割方よくなる。夜間痛はほとんどない。
 

腫瘍で来院された症例

平成24年8月初診
今月始め血尿が出ているのに気ずき病院に行くと、尿管に腫瘍があると言われた。
精神的に落ち込んだので元気にしてほしいと来院。「前立腺肥大、糖尿病もある」
診ると、元気がないようにみえ、また脈は少し濁った様な感じで肝の気が強く、
脾の力が弱いと判断する、又舌中央に苔がないが、特に生気が弱っているようには感じない。

治療は右の背部の肝兪穴、左心兪穴に鍼をする。
5日後に来るが、本人はあれから体が軽くなり治ったような気がすると言う。なんとなく調子が良い。
治療は下肢内側の地機穴、太衝穴、腰の膀胱穴を加える。
脈はややまだ硬い、合計3回治療し5日後に手術の為入院し、
検査をすると腫瘍が消えていた為手術せず退院。
11月現在すこぶる元気。

帯状疱疹痛で来院された症例

平成28年6月 70代男性
帯状疱疹痛
1週間前、左下肢外側に疱疹ができ、4日後に左足頸下に激痛がした。痛くて夜も眠れず歩くのも辛く食欲も落ちる。風呂に入ると楽になるが又傷みだすので、我慢強い方だがもう限界と思い来院。頸の脊柱管狭窄症があり、手足の痛みは15年位治らず5年前OPしても変化なし 他慢性膵炎あり
体表観察 淡紅舌薄白苔戦、マブタ戦、胃土、脾募、脈硬い、脾兪、胃兪虚、左太谿腫
治療 長年のストレスによる痛みが主でそれを目標にして左後谿、右侠谿、左腎兪1行、灸腎兪、胃兪、それが治療後5時間位は半分位良くなるが又再発するのが3回続き4回目に左太谿を加えて治療その後良くなり計6回で完治。

風邪で来院された症例

平成28年10月 40代男性
風邪
数日前より、寒気がし喉がいがらっぽく、熱37゜、体がだるく食欲なし。
治療、急場で朝9時頃あまり時間がなかったので、左手少沢に圧痛があったので刺絡、左合谷に刺鍼10へ20分位
経過、徐々に喉の違和感がとれ、スッキリして30分後にはほとんど風邪の症状がとれる。夕方には完治。
風邪の治療としては簡単に直ぐに治ったので改めて鍼灸の効果に納得。

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