施術の流れ

まず患者様のお話を伺います。それから、心身全体の状態を診て、顔色のつや、舌の状態、腹部の触診、手足のツボの状態、頭部、背腰部の触診、脉状、皮膚の硬結、寒熱、湿乾、圧痛等、さまざまな状況の中から皮膚の反応の特に異常なツボを見つけ出し、できる限り少ないツボで最大限の効果を出せるように選んでいきます。

多くのツボを使いますと、どれが効いているのかが解らず、効果を打ち消してしまうこともあるので1穴~数穴を使います。従って必ずしも主訴の部分に治療するとは限らず、むしろ主訴とは全く違うところにすることの方が多いです。

①望診
身体全体を少し離れて診る。
皮膚の症状を診る。
舌の状態を診る。

②聞診
声の性質、嗅いを聞く

③問診
症状について様々な角度から問う。
食事・生活・仕事等の環境を問う。
その他必要と思われる事。

④切診
脈、腹、背部、腰、頭、手足のツボの状態を診る。

お灸の治療は、全体を予防し五臓の働きを助け、気血をめぐらし主症状をとります。
病気は陽気が弱っている場合が多く、熱刺激で対応します。逆に熱がある症状にはハリで対応します。

初診の場合は1時間から1時間30分位。
再診の場合は40分から1時間位の時間をいただきます。

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