Archive for the ‘医療コラム’ Category

喘息大人治療

2015-11-23

喘息 60代女性 平成27年2月

 

50代より咳が出はじめ、耳鼻科に通うがなかなか治らないので他の耳鼻科に行くと副鼻腔炎といわれる。毎年数カ月単位で耳鼻が詰まったり、咳が出て喉がすっきりしない症状が続く、一時咳が出て眠れない時もあった。又たばこを吸う人の中で10年以上も仕事をしていた。

 

診ると背腰部の張り、胃土、右脾募に邪があり左心兪実、脾兪実、肝兪虚、果物大好き元々せっかちな性格上氣が上昇しやすいタイプで、冷たいものを取り続け又空気汚染により、氣が上昇しやすいし状態になり症状が出たと判断。穴は左心兪、肝兪、合谷を治療し少し臭いがでる。咳は変わらず、2回目に右内間を使い右脾募、胃土に打針治療、3回目に味も分かり胸部のひゅう音は良くなる。4回目に来た時は咳痰は半分、味臭いはほぼ正常、その後数回の治療でほぼ完治したかに見えたが又再発し治療を継続していくうちに7月ごろはほとんど咳は出ず鼻付近に少し違和感があるていどで、調子は良いとの事。11月頃にはまだ完璧ではないが多少の咳が出、喉の違和感もあるが状態は良い方であり、月2回位のペ–スで治療に通っています。

認知症と運動

2015-10-20

50年位前私の周辺では認知症とみられる人を見た記憶はほとんどありません。ここ10~20年位の間に主に先進国に多く見られ益々増加傾向にある様で、50代で発症している例もあります。又認知症は20年位かかってなると言われています。医学的に認知症を治す薬はなく予防法として様々な方法があります。アメリカの専門家によると週3回の早歩きを30~40分続けると、脳の海馬が増加し認知症になる人が3割減るそうです。これが一番いい方法です。

 

他に乳製品、野菜、魚、海藻類を摂ると良いようです。つまり和食です。昔の人は不便な生活と質素で自然な食事をしていました。そこには毎日歩かなければならず、自然と肉体を動かすことによって脳にも刺激がいき、又自然な食べ物を摂ることによって内臓に負担をかけなかったのではないかと思います。便利な生活になると人間の体の一部が衰え、飽食になると内臓が傷み、病気になりやすくなると考えられます。

 

今は非常に便利で快適な生活ができます。そうなればなるほど認知症も含め様々な病気が起こる可能性が増大しているのです。

パニック障害の治療

2015-06-10

平成27年5月 パニック障害 30代男性

 

5年前飲食店に上司にむりやり食事に誘われ時に、嘔気が生じ手が震えるようになる。それから家族との外食でも同じようになり、最近は仕事が終わった後に手の痺れ、過呼吸、耳鳴り、めまいがし酒を飲んでも眠れない。他に下痢が10年位続く。診ると瞼戦、舌戦少しある。外反母趾脾募、脾愉、腎愉、胃愉虚、舌右辺苔薄い、肝気虚、脾虚と判断し百会、右公孫に鍼をする。その日より眠れるようになり、下痢もやや塊ができてくる。食欲が出て外食1回するが吐かず調子は良いとの事、4回治療その後来院せず。

左五十肩と両手の指へバーデン結節の治療

2015-05-28

左五十肩と両手指へバーデン結節

 

平成27年1月 60代女性

 

1ヶ月前より左肩の挙上困難と夜間痛がありなかなか治らない。又5年前より両手指へバーデン結節ができ、朝起きたとき手指のこわばりがあり、腫れて痛い、身の周りの人の世話が続けざまにあり疲労がかさなる。全体に背部の筋肉は硬く、指の結節圧痛もある。肝気の不疏のために筋が硬くなり、気血の流れが悪くなり痛みが発症したものと診る。左足の太衝に鍼をし筋を緩め、指の腫れをとるために直接指の関節に鍼をする。3回の治療で肩の痛み、動きは9割方とれて、朝の手のこわばりもなくなる。まだ手指の痛みは少し残る程度で、その後時々診る程度で順調に回復。

未病治

2015-03-31

病未だならず、まだ病気にならない内に身体の手入れをして病気にならないようにしましょうということです。病気になってから治そうとしてもなかなか治らず、中にはもっとひどくなり不治の病となることもあります。どんな病気でも最初は簡単で直ぐに治るものです。しかし人間は健康な時はあまり自分の身体に気をつけず、暴飲暴食、無茶苦茶な生活をしてしまいがちです。むりをしていても若いときは少し休めば直ぐに治ってしまいますが、年を重ねていくと40歳すぎ頃よりだんだんと治りが遅くなります。今の世の中だれでも様々なストレスがあり大変ですが、早い内軽い内にそれらの負担を少しでも減らしていくことが大きな病気にならない事につながるのです。

散歩のすすめ

2015-03-01

人間の中心は臍下の丹田にあります。散歩をすると重心が下に落ちます。特に丹田に気が集まると気が落ち着き、心が安定します。歩く事はそれだけではなく、自然の中、山や雑木林、川べり、田園地帯それらの中を歩く事によって四季の変化を肌で感じる事ができます。それらをたのしみながら散歩をすると、日常のストレスを発散したりと気分転換になります。是非ともみなさん1日10分でもいいですから散歩をすることをおすすめします。又散歩は簡単にできる全身運動です。

肝心要

2015-02-11

一般的に肝心要という字を使っているのが多いようですが、心はじんとは発音せず、従って肝心要は正しくはなく肝腎要が本当の正しい使い方です。ところで要は一般に腰の部分で、そこには腎臓があり腰は人間の中心にあり大事な事として使われています。肝の働きは疏せつと発散、蔵血を主り、腎は精を蔵し水を主る。つまり肝は疏せつ、不通のところを通じ発散させる事であり、腎は大事な臓器を全部包み込んで納めておく作用があり、両者がうまく調和することによって正常な体を保つことができるのです。

腹八分目に医者いらず

2015-01-26

昔から腹八分は医者いらずといいます。飲食物を八分目に食べていれば胃によけいな負担はなく、いつも余裕をもって働くことができます。わかりやすくいえば、毎日残業をしなくてすむのてす。これは体力に余裕があり働くことが苦にならないのです。腹八分は他の全てのことに共通することで、何事もほどほどにしていれは゛そんなに悪化することはないのです。若い時は多少無理をしてもそんなに体に負担はありませんが、40歳を過ぎた頃より少しずつ体力は落ちて無理はできなくなってきます。ですから気がついたら今からでもおそくありませんので、腹八分目を気をつけてみると良いとおもいます。

風邪の予防

2014-12-11

急に寒くなりましたが、今の気温は1月から2月上旬にかけての寒さです。本来の12月はまだ暖かいのです。急に冷えると体もそれに適応するのに時間がかかります。寒くなると乾燥もしやすくなり、皮膚も荒れ気味になります。又一番は風邪を引きやすくなります。そこで風邪の予防にお勧めは昔からある乾布摩擦です。日本手ぬぐいで全身をこするのです。特に背中、腰、胸を中心にこすると皮膚が赤くなり、血行が良くなり、体が暖かくなります。そうすると寒さに強くなり風邪を引きにくくなります。簡単で子供から老人までだれにでもできますから、是非ともみなさん実行してみてください。時間は10分前後位が目安です。ただし風呂に入る前後30分位はしない方がいいです。

頻尿の原因と対策

2014-12-07

腎気不固(じんきふこ)といって腎気(じんき)は精液及び大小便を固摂(こせつ)する作用をもっているが腎気が虚衰すると精液及び便を固摂できずに腎気不固証が出現、症状は精神不振、腰膝がだるく無力、清く澄んでいる尿を頻回排泄する。又夜間尿も頻繁に多い。原因はストレス、冷え、過労等により腎陽(じんよう)を暖めることができず、腎陽虚となり冷えた状態のままでいる為小水が近くなる。

 

腎は陽と陰の力が同じであればバランスがとれて正常な機能を維持できるのですが、なんらかの影響が身体に与え続けられると、身体はついにバランスをくずし、様々な症状が出てしまうのです。その一つが頻尿です。治療は衰えた腎陽(じんよう)を暖めるようにもっていくと段々と治っていきます。

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