Archive for the ‘医療コラム’ Category

足三里(あしさんり)のツボ

2016-11-20

俳人松尾芭蕉の奥の細道に旅する前に必ず足の三里にお灸をしてから行きました。そうすると三里、今で言うと12キロ位歩けるのと、三里は胃にも通じているので腹を壊さない予防の意味もあります。昔の旅は大変なので途中で歩けなくなっては人手を煩い、腹を壊しては歩けません。今でも三里は胃腸を丈夫にし、健脚にも良いと言うことで有名なツボで使用頻度は多いほうです。場所は膝下外側10センチ位の所にあります。左右に半米粒大の大きさの艾で3~5壮位据えます。熱いですが自分でできる最高の予防治療です。

乾布摩擦、家庭でできる風邪予防

2016-11-07

和式手ぬぐいの端を両手で持ち背中を洗うように擦ります。腹は時計回りに擦ります。それから手の内側外側、足の内外側をこすります。それぞれ20へ30回すると少し赤くなります。やる場合は風呂に入る1時間前後はしないように。これは昔流行していた時もあり、それなりに子供の健康の為に小学校でもやっていました。

今は色々な方法が出てきてやらなくなりましたが、これは単純でだれでも直ぐにできる方法なのでおすすめです。
皮膚は内臓の鏡といいます。皮膚が丈夫になれば内臓も丈夫になります。寒くなる前から準備しておくといいです。

お灸の効果

2016-02-11
・白血球の増加
・免疫力の亢進
・風邪の予防
・病気になりにくい体質
・介護予防
・ぴんぴんころり

喘息大人治療

2015-11-23

喘息 60代女性 平成27年2月

 

50代より咳が出はじめ、耳鼻科に通うがなかなか治らないので他の耳鼻科に行くと副鼻腔炎といわれる。毎年数カ月単位で耳鼻が詰まったり、咳が出て喉がすっきりしない症状が続く、一時咳が出て眠れない時もあった。又たばこを吸う人の中で10年以上も仕事をしていた。

 

診ると背腰部の張り、胃土、右脾募に邪があり左心兪実、脾兪実、肝兪虚、果物大好き元々せっかちな性格上氣が上昇しやすいタイプで、冷たいものを取り続け又空気汚染により、氣が上昇しやすいし状態になり症状が出たと判断。穴は左心兪、肝兪、合谷を治療し少し臭いがでる。咳は変わらず、2回目に右内間を使い右脾募、胃土に打針治療、3回目に味も分かり胸部のひゅう音は良くなる。4回目に来た時は咳痰は半分、味臭いはほぼ正常、その後数回の治療でほぼ完治したかに見えたが又再発し治療を継続していくうちに7月ごろはほとんど咳は出ず鼻付近に少し違和感があるていどで、調子は良いとの事。11月頃にはまだ完璧ではないが多少の咳が出、喉の違和感もあるが状態は良い方であり、月2回位のペ–スで治療に通っています。

認知症と運動

2015-10-20

50年位前私の周辺では認知症とみられる人を見た記憶はほとんどありません。ここ10~20年位の間に主に先進国に多く見られ益々増加傾向にある様で、50代で発症している例もあります。又認知症は20年位かかってなると言われています。医学的に認知症を治す薬はなく予防法として様々な方法があります。アメリカの専門家によると週3回の早歩きを30~40分続けると、脳の海馬が増加し認知症になる人が3割減るそうです。これが一番いい方法です。

 

他に乳製品、野菜、魚、海藻類を摂ると良いようです。つまり和食です。昔の人は不便な生活と質素で自然な食事をしていました。そこには毎日歩かなければならず、自然と肉体を動かすことによって脳にも刺激がいき、又自然な食べ物を摂ることによって内臓に負担をかけなかったのではないかと思います。便利な生活になると人間の体の一部が衰え、飽食になると内臓が傷み、病気になりやすくなると考えられます。

 

今は非常に便利で快適な生活ができます。そうなればなるほど認知症も含め様々な病気が起こる可能性が増大しているのです。

パニック障害の治療

2015-06-10

平成27年5月 パニック障害 30代男性

 

5年前飲食店に上司にむりやり食事に誘われ時に、嘔気が生じ手が震えるようになる。それから家族との外食でも同じようになり、最近は仕事が終わった後に手の痺れ、過呼吸、耳鳴り、めまいがし酒を飲んでも眠れない。他に下痢が10年位続く。診ると瞼戦、舌戦少しある。外反母趾脾募、脾愉、腎愉、胃愉虚、舌右辺苔薄い、肝気虚、脾虚と判断し百会、右公孫に鍼をする。その日より眠れるようになり、下痢もやや塊ができてくる。食欲が出て外食1回するが吐かず調子は良いとの事、4回治療その後来院せず。

左五十肩と両手の指へバーデン結節の治療

2015-05-28

左五十肩と両手指へバーデン結節

 

平成27年1月 60代女性

 

1ヶ月前より左肩の挙上困難と夜間痛がありなかなか治らない。又5年前より両手指へバーデン結節ができ、朝起きたとき手指のこわばりがあり、腫れて痛い、身の周りの人の世話が続けざまにあり疲労がかさなる。全体に背部の筋肉は硬く、指の結節圧痛もある。肝気の不疏のために筋が硬くなり、気血の流れが悪くなり痛みが発症したものと診る。左足の太衝に鍼をし筋を緩め、指の腫れをとるために直接指の関節に鍼をする。3回の治療で肩の痛み、動きは9割方とれて、朝の手のこわばりもなくなる。まだ手指の痛みは少し残る程度で、その後時々診る程度で順調に回復。

未病治

2015-03-31

病未だならず、まだ病気にならない内に身体の手入れをして病気にならないようにしましょうということです。病気になってから治そうとしてもなかなか治らず、中にはもっとひどくなり不治の病となることもあります。どんな病気でも最初は簡単で直ぐに治るものです。しかし人間は健康な時はあまり自分の身体に気をつけず、暴飲暴食、無茶苦茶な生活をしてしまいがちです。むりをしていても若いときは少し休めば直ぐに治ってしまいますが、年を重ねていくと40歳すぎ頃よりだんだんと治りが遅くなります。今の世の中だれでも様々なストレスがあり大変ですが、早い内軽い内にそれらの負担を少しでも減らしていくことが大きな病気にならない事につながるのです。

散歩のすすめ

2015-03-01

人間の中心は臍下の丹田にあります。散歩をすると重心が下に落ちます。特に丹田に気が集まると気が落ち着き、心が安定します。歩く事はそれだけではなく、自然の中、山や雑木林、川べり、田園地帯それらの中を歩く事によって四季の変化を肌で感じる事ができます。それらをたのしみながら散歩をすると、日常のストレスを発散したりと気分転換になります。是非ともみなさん1日10分でもいいですから散歩をすることをおすすめします。又散歩は簡単にできる全身運動です。

肝心要

2015-02-11

一般的に肝心要という字を使っているのが多いようですが、心はじんとは発音せず、従って肝心要は正しくはなく肝腎要が本当の正しい使い方です。ところで要は一般に腰の部分で、そこには腎臓があり腰は人間の中心にあり大事な事として使われています。肝の働きは疏せつと発散、蔵血を主り、腎は精を蔵し水を主る。つまり肝は疏せつ、不通のところを通じ発散させる事であり、腎は大事な臓器を全部包み込んで納めておく作用があり、両者がうまく調和することによって正常な体を保つことができるのです。

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