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年末年始休診日のお知らせ
年末年始の休診日のお知らせです。
12/30(水)~1/3(日)は休診となります。
来年は1/4(月)より通常診療となります。
喘息大人治療
喘息 60代女性 平成27年2月
50代より咳が出はじめ、耳鼻科に通うがなかなか治らないので他の耳鼻科に行くと副鼻腔炎といわれる。毎年数カ月単位で耳鼻が詰まったり、咳が出て喉がすっきりしない症状が続く、一時咳が出て眠れない時もあった。又たばこを吸う人の中で10年以上も仕事をしていた。
診ると背腰部の張り、胃土、右脾募に邪があり左心兪実、脾兪実、肝兪虚、果物大好き元々せっかちな性格上氣が上昇しやすいタイプで、冷たいものを取り続け又空気汚染により、氣が上昇しやすいし状態になり症状が出たと判断。穴は左心兪、肝兪、合谷を治療し少し臭いがでる。咳は変わらず、2回目に右内間を使い右脾募、胃土に打針治療、3回目に味も分かり胸部のひゅう音は良くなる。4回目に来た時は咳痰は半分、味臭いはほぼ正常、その後数回の治療でほぼ完治したかに見えたが又再発し治療を継続していくうちに7月ごろはほとんど咳は出ず鼻付近に少し違和感があるていどで、調子は良いとの事。11月頃にはまだ完璧ではないが多少の咳が出、喉の違和感もあるが状態は良い方であり、月2回位のペ–スで治療に通っています。
認知症と運動
50年位前私の周辺では認知症とみられる人を見た記憶はほとんどありません。ここ10~20年位の間に主に先進国に多く見られ益々増加傾向にある様で、50代で発症している例もあります。又認知症は20年位かかってなると言われています。医学的に認知症を治す薬はなく予防法として様々な方法があります。アメリカの専門家によると週3回の早歩きを30~40分続けると、脳の海馬が増加し認知症になる人が3割減るそうです。これが一番いい方法です。
他に乳製品、野菜、魚、海藻類を摂ると良いようです。つまり和食です。昔の人は不便な生活と質素で自然な食事をしていました。そこには毎日歩かなければならず、自然と肉体を動かすことによって脳にも刺激がいき、又自然な食べ物を摂ることによって内臓に負担をかけなかったのではないかと思います。便利な生活になると人間の体の一部が衰え、飽食になると内臓が傷み、病気になりやすくなると考えられます。
今は非常に便利で快適な生活ができます。そうなればなるほど認知症も含め様々な病気が起こる可能性が増大しているのです。
ガンの予防
癌は簡単に言うと塊です。其の塊が大きくなり正常な細胞を癌細胞に変化させていくのです。そしてそれがあらゆる身体の機能を麻痺させ、不能にして結局死に追いやるのです。では何故癌になるのか、それはまず人間は肉体と精神から成立しています。肉体は精神が支配し、その影響が強いのです。年齢を重ねても肉体も衰えても精神はそれほど衰えません。つまり精神がいかに大事かということです。それは東洋医学的に言うと氣です。氣がいかに安定し、落ち着いているかが肉体が健康状態を保てるかにかかわってくるのです。例えば気が少しでも不安定になると夜眠れなかったり、イライラして落ちつかなかったり、もっとひどくなると胃潰瘍や鬱病になったりします。
最悪は癌です。氣が安定しないと氣の流れが悪くなり、滞りが生じます。これを氣滞といいます。この氣滞が長引くと血の流れも必然的に悪くなり、?血と言って塊が生じやすくなり代謝が悪くなります。当然細胞は硬くなります。癌化のはじまりです。氣を安定させるにはどうしたらいいのか?
例えば気持がいいとか、気分がいいとか、気がはればれするとか、心がほぐれる様なことをすると氣もほぐれ安定するのです。笑う、楽しいこと、好きなことをする、体を動かすこと、歌う、おしゃべり、深呼吸そして鍼治療等をしていると自然と体がほぐれリラックスし、心が安定してくるのです。要するに体の中に悪い気を溜めず、常に外に向かって出している事が大切です。悪い気とはマイナスイメ―ジです。心配しすぎたり、クヨクヨしたり、怒ったり、不平不満を抱いていることです。病は様々なものがありますが、現代社会においては、癌は究極の病ではないかと思います。しかし、癌はなかなか治りにくい病ですが心掛け次第で、そんなに恐ろしい病気ではないと思います。
熊に遭遇
先日塩原にある沢に今年最後の釣行に行きました。いつも道理のんびりとした気分で川に入り釣りの準備をしていると崖の上の方からテンが川まで降りてきて我々に氣付き急いで又崖をすばやく登って行きました。
それから釣りはじめ2時間位経ったころ、川の中に立っていたら突然3m位の上から体長1m50㎝位の熊が急いよく川に降りてきました。びっくりして襲われるのではないかと思い一瞬ハッとして身動きができませんでしたが、熊も私に氣付かずに降りてきたので、私に氣ずくや否やびっくりして一瞬飛び跳ねて急いで崖をよじ登り逃げていきました。
それから急いでポッケトから笛を取りだし力強く吹き友人に熊が出たぞ-としらせました。熊との距離はわずか3~4mあまりにも突然だったので咄嗟に笛を吹くことができず、次の行動ができず遅れてしまいました。
やはり山は何がおきるか分からないので、充分に注意し用心に用心を重ねて行動しなければと思う一日でした。
五感を感じる
山に入り緑の林の中、川の流れの音を聞きながら歩くと自然の中に溶け込んでいくような気持になります。山は時には息が切れる位、勾配がきつく大変な所もありますが又それも良し。汗をかき、自分の肉体精神を浄化するのには良い所ではないかとおもいます。
耳を澄ませば野鳥のさえずり、鹿の鳴き声を遠くに聞き、獣道を歩きながら動物の足跡を確認し、時には鹿と出会い、リス、サル、テン、熊を見たりすると彼らが自然の中で生きていることに感激します。このような感じで時々山に入り何も考えず、只ひたすらに山の息吹を肌で感じ、本来の自分の姿をとりもどせたらと思います。
旬のものを摂る
日本には季節によって様々な食べ物がとれます。春には春の物、夏には夏の物、それぞれ味も香りもちがいます。
今がいちばんの食べ頃というのがあり、その時に食べるのが最高においしいし、体にいちばん合っているということです。
季節のものを食べる事により、その季節を味わい、その季節を楽しむこれが日本にしかない、最高の贅沢なのかもしれません。
8月夏季休業日のお知らせ
8月13日(木)~16日(日)まで夏季休業日となります。
17日(月)より診療となります。
よろしくお願い致します。
7/23は休日ですが診療致します
7月23日木曜日は定休日ですが月曜日が祭日なので臨時針療いたします。ご予約をお願い致します。
鍼灸医師
我々鍼灸師は医師とは呼称されていませ ん。動物を治療する人は獣医師です。ここに違和感を感じます。鍼灸師は人間を対象にしています。動物を対象にしている方は医師の名称をつけ、人間を対象にしている方はそれがありません。人間を扱う方が動物を扱う方よりも軽いとは世の中変わったものです。
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