ガンの予防

2015-09-17

癌は簡単に言うと塊です。其の塊が大きくなり正常な細胞を癌細胞に変化させていくのです。そしてそれがあらゆる身体の機能を麻痺させ、不能にして結局死に追いやるのです。では何故癌になるのか、それはまず人間は肉体と精神から成立しています。肉体は精神が支配し、その影響が強いのです。年齢を重ねても肉体も衰えても精神はそれほど衰えません。つまり精神がいかに大事かということです。それは東洋医学的に言うと氣です。氣がいかに安定し、落ち着いているかが肉体が健康状態を保てるかにかかわってくるのです。例えば気が少しでも不安定になると夜眠れなかったり、イライラして落ちつかなかったり、もっとひどくなると胃潰瘍や鬱病になったりします。

 

最悪は癌です。氣が安定しないと氣の流れが悪くなり、滞りが生じます。これを氣滞といいます。この氣滞が長引くと血の流れも必然的に悪くなり、?血と言って塊が生じやすくなり代謝が悪くなります。当然細胞は硬くなります。癌化のはじまりです。氣を安定させるにはどうしたらいいのか?

 

例えば気持がいいとか、気分がいいとか、気がはればれするとか、心がほぐれる様なことをすると氣もほぐれ安定するのです。笑う、楽しいこと、好きなことをする、体を動かすこと、歌う、おしゃべり、深呼吸そして鍼治療等をしていると自然と体がほぐれリラックスし、心が安定してくるのです。要するに体の中に悪い気を溜めず、常に外に向かって出している事が大切です。悪い気とはマイナスイメ―ジです。心配しすぎたり、クヨクヨしたり、怒ったり、不平不満を抱いていることです。病は様々なものがありますが、現代社会においては、癌は究極の病ではないかと思います。しかし、癌はなかなか治りにくい病ですが心掛け次第で、そんなに恐ろしい病気ではないと思います。

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