アトピー性皮膚炎治療後改善
2017-06-29
24年7月、8歳女 アトピー性皮膚炎
生後10カ月頃、蜂蜜入りプリンを与えたら全身がパンパンに腫れ湿疹がでる。
その後、卵ピーナツを食べるとかゆくなり、汗をかいてもひどくなり、かけばかくほどひどくなる。
冬はどちらかというと良い。甘いもの、菓子類が好きでそれらを食べると痒くなるので、控えるようにいうが、子供なので食べてしまう。
クリスマスの時食べる機会が増え、これではまずいと、本人が意識し控えたところ、ずっと良くなり出す。
来院時は特に両膝裏、肘の回りがひどく赤くガサガサしていた。
1年中ひどく常に手で掻いてしまうので何とか治したいとの事。
治療
脾虚湿熱があり、熱を取り脾を回復させることを目標に鍼治療する。
同時に甘いものを控え食べすぎないことに注意するように伝える。
背部散針、井穴鍼、兪穴等その都度穴を変えながら、少しずつ効果が表れ、約3年半治療、
その後来院せず1年後に母親が来て、ほとんど良くなったとの事。
この症例は飲食の不摂生がなかなかやめられず、治療が長引いてしまったことは残念でした。
←「呼吸法」前の記事へ 次の記事へ「楽すれば老化の始まり」→