先天の元気と後天の元気
2017-01-19
先天の元気とは親からもらった元気をいう。遺伝子、エネルギー、体質等総合的に受け継いだものを言う。それは臓器でいうと腎臓であり、命門とも言う。基本的にこの先天の元気の腎がしっかりしていると、丈夫であり元気です。これは骨も支配していますから、骨も丈夫で太いです。精力的にも動けます。
そして後天の元気は生まれてから後の事、つまり、口から飲食物が入り大気、空気が入っていくのです。それを支配しているのは脾です。どのような物を取るかにより、体は変化していきます。あらゆる食べ物をとることで元気になるのです。
この二つの元気が人間の源であり、エネルギーの根源なのです。親からもらった元気は変えられませんが、例え弱くても後天の元気をいかに取るかによって、弱い体でも変えることはできます。先天の元気の腎、後天の元気の脾は重要な臓器で、丈夫にしなければなりません。体を使いすぎたり、飲食物を取りすぎたりすると、腎脾に影響がでてきます。元気で長生きする人は、腎脾が丈夫なのです。病気になりにくい体なのかもしれません。