3月, 2015年

未病治

2015-03-31

病未だならず、まだ病気にならない内に身体の手入れをして病気にならないようにしましょうということです。病気になってから治そうとしてもなかなか治らず、中にはもっとひどくなり不治の病となることもあります。どんな病気でも最初は簡単で直ぐに治るものです。しかし人間は健康な時はあまり自分の身体に気をつけず、暴飲暴食、無茶苦茶な生活をしてしまいがちです。むりをしていても若いときは少し休めば直ぐに治ってしまいますが、年を重ねていくと40歳すぎ頃よりだんだんと治りが遅くなります。今の世の中だれでも様々なストレスがあり大変ですが、早い内軽い内にそれらの負担を少しでも減らしていくことが大きな病気にならない事につながるのです。

寒さに強い鼠

2015-03-23

22匹の二十日鼠を二群に分け、一群には一週間に5日間米粒の半分位の大きさの灸を鼠の背中に6週間続けました。他の一群にはなにもしませんでした。次の一週間はそのままにして8週目に両軍を摂氏3度の寒冷室にいれてみました。そうすると灸をしなかった方の鼠が大部分凍死したのに比べ、灸をした方の鼠は死ななかったそうです。又灸をした鼠の肝臓中の酵素量はしない方に比べ重くなっていて、寒さに強くなっていた原因だと分かりました。これは以前の国立公衆衛生院長の多々井博士の実験でした。

243歳の長寿者

2015-03-08

江戸時代の天保15年、永代橋の落成式に三河の百姓万平一家三夫婦が揃って渡り初めをしました。万平は慶長7年生まれで243歳、その妻たくは元和9年生まれの222歳、息子の萬吉は慶安2年生まれの196歳、その妻もんは承応4年生まれの138歳、孫の萬蔵は元禄8年生まれの151歳、その妻やすは宝永4年生まれの113歳という記録が名古屋の郷土史家森嶋市衛氏が古文書の中に発見したそうです。

 

長寿の秘法を聞かれると「先祖代々欠かさず足の三里に灸仕り候」と答えていたそうです。万平はその後八代将軍徳川吉宗公や11代将軍徳川家斎公などの慶事に召しだされたそうです。

散歩のすすめ

2015-03-01

人間の中心は臍下の丹田にあります。散歩をすると重心が下に落ちます。特に丹田に気が集まると気が落ち着き、心が安定します。歩く事はそれだけではなく、自然の中、山や雑木林、川べり、田園地帯それらの中を歩く事によって四季の変化を肌で感じる事ができます。それらをたのしみながら散歩をすると、日常のストレスを発散したりと気分転換になります。是非ともみなさん1日10分でもいいですから散歩をすることをおすすめします。又散歩は簡単にできる全身運動です。

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