肝心要

2015-02-11

一般的に肝心要という字を使っているのが多いようですが、心はじんとは発音せず、従って肝心要は正しくはなく肝腎要が本当の正しい使い方です。ところで要は一般に腰の部分で、そこには腎臓があり腰は人間の中心にあり大事な事として使われています。肝の働きは疏せつと発散、蔵血を主り、腎は精を蔵し水を主る。つまり肝は疏せつ、不通のところを通じ発散させる事であり、腎は大事な臓器を全部包み込んで納めておく作用があり、両者がうまく調和することによって正常な体を保つことができるのです。

Copyright© 2022 塩谷郡高根沢町宝積寺の鍼灸【はり・灸】なら相田針療所へ All Rights Reserved.