女性患者の症例

逆子34周目で来院された症例 38歳女性

今回で3度目の出産。34周目で来院。なかなか治らず36週目に横になり、このままだと1週間後に帝王切開の予定であったが37週目の病院での検診時に病院で治って居ると言われた。合計7回の治療であったが患者さんが諦めずに来院したのが良かったと思う。

 

線維筋痛症で来院された症例 40代女性

線維筋痛症。平成20年7月より治療。
4年前より背部痛があり病院に行ったが治療法がないと言われる。半年前に線維筋痛症と言われる。症状は全身の筋肉が痛く、特に背部がひどく、足指の違和感、朝のだるさ、両手の痺れがあり、ここ2カ月がひどい、食欲もなく眠れない。

体を診ると肝の気が高揚して緊張状態にあり、それが体のあちこちに影響を与え、様々な症状を表していると判断し、気を和らげる様な治療を心掛けた。1カ月位で体のだるさがとれ、痛みもだんだんと軽くなり平成23年12月現在は、痛みはほとんどなく、気分も良くなり、まだ薬を飲まないと眠れないが「家庭内のストレスあり」病気の事は忘れている。2か月に1度病院に行く程度で体重も増えた。現在は月3回の治療を続けている。病気がまた再発するかもしれないと心配している事も含め予防を兼ね継続的に治療。

 

逆子32週目で来院された症例 30代後半女性

逆子32週目。第1子も逆子になるが体操で治る。
灸を右足小指先と内くるぶし上方3センチ位のところにやり、腹部左上方肋骨上にてい針を木槌で打ちたたく技法を2回やったところ大きく胎児が動き、その2日後の検診で逆子が治ったのが分った。

 

左突発性難聴で来院された症例 60代女性

1週間前より左肩が張り痛みがあった。そして電話の受話器をとって話した時、左耳は全く聞こえない事に気づく。その他、右膝痛、足冷え、不眠あり。15年前に右顔面麻痺、三叉神経痛になる。精神的、肉体的疲労により肝の気の流れが悪くなり発症。治療は、頭のてっぺん、左手第4、5指間、左足第1、2指間のツボに鍼、その他、時に応じて足三里、三陰交なども加え3回目の治療で駅内のアナウンスが聞こえ、約2週間10回の治療で左右同じに聞こえるようになる。その後よく眠れるようになる。

 

膝が重いで来院された症例 70代女性

2ヶ月位両膝内側重く、10分位で散歩がつらく、ふらつく時がある。数年前より歩く時はおかしかった。脳梗塞、くも膜下出血を15年前やり、気色、弱々しく見えふけて見える。足の浮腫があり、腎、脾が弱いと判断、胃の気の回復するのを目標にして膝を治す。3ヶ月位治療し膝の重いのは治る。歩くのも楽になり治療が終わる。

 

気力消失で来院された症例 60代女性

元々陽気で元気でバリバリ働き、人の面倒もみていた。ところが3ヶ月前よりなんとなく気力がなくなり、話すのもおっくうになり、人と会う事もできなくなる。沈んだ状態で食欲もなく、どうしようもなくなる。

気色診で、暗く声弱々しく、元気がない、気を使いすぎて疲れた為になる。治療はお灸で全体的にやり、気血のめぐりをよくするようにもっていき、活力を出すことを主とした。毎回治療する度に少しずつ元気が出て2ヶ月位でほぼ完治。以前のような陽気な人にもどる。その後も2年位予防のため通う。

 

腰椎スベリ症で来院された症例 50代女性

3年前に病院にて言われた。4日前急に右腰が痛くなり大腿外側から下肢足指にかけて痺れる。毎日、日本酒1合飲む。太り気味、脾が弱いと判断、右手小指側に鍼、足第3,4指の間、右腰椎1番横、胸椎10番横に鍼治療。
1週間後、痺れは6割位になり、2ヶ月後少しだけ残る。1年後、疲れたときに少し出てくるが普段はあまり感じない。毎月1回位治療を続けている。

 

自己免疫性肝炎で来院された症例 30代女性

ある日急に黄疸が全身に出て入院する。肝機能300位、4カ月後再発し肝機能500になる。その時自己免疫性肝炎といわれた。全身だるく、特に朝、夕、雨天時、右脇がつらい。食欲なし生理不順になる。疲れるので何もできない。

診ると生気弱り、腹部全体邪気多く、顔面黄色肝気が弱く、上半身熱、下半身冷えの状態と判断し、まずは上の熱をとり、肝気を補うように治療。足内側三陰交に灸、針は背部の肝兪、膈兪のツボにし適時に応じて治療。2回目の来院時、顔色良好、だるさも少し残る程度になる。その後2、3日毎に治療少しずつ症状がとれ1人で来院できるようになる。以来3年を過ぎ現在、肝機能正常、抗核抗体だけ陽性、ほとんど日常生活に支障はない。月2回位治療を継続中。この病気は一般には予後不良と言われているが、現在は順調にいっているので、これを維持するように注意深く治療していかなければならない症例である。

 

つわりがひどいで来院された症例 20代女性 妊娠6週目

ここ2週間位つわりがひどく毎日朝だけで5~6回吐く。夜はもっとひどい。肩こりもひどく、頭痛がし気持悪くなる。食欲なし。一人目の時もつわりがひどく出産近くまであり、二人目もやや軽い程度ではあるがひどかった。

診ると、疲れ気味の顔色で生気が弱り目の周りにクマがあり。妊娠により肝気が強くなり、胃を攻撃し胃の働きを阻害したための肝胃不和となったものと判断。妊娠初期の為注意深く灸にて背部の肝と脾のツボと足三里に灸をする。治療直後スッキリし、その夜1回だけ吐くが食欲はまだない。2回目の治療後は朝の嘔吐はなく、食欲も出て調子が良いとのこと、計3回の治療にて終了。

 

ふらつきの症状で来院された症例 30代女性

5年位前より生理前に多くふらついたが、最近は1年中座っていても歩行時でもふらつき、ひどいと動けなくなり仕事も休むことがある。他に下腹が張り、胸苦しい。イライラすると食べる。仕事が終わると疲れを感じる。

診ると肝の気が弱くなりバランスが崩れ、また気が上昇して胸をつき、胸苦しさを表していると判断し、肝のバランスをとるようにし、さらに気を下げる様に背中の肝兪と足の太衝に針をする。その他、百会、内関、合谷、公孫とかを随時取穴する。6回の治療でふらつきはほとんどなく、胸苦しさがまだ少し残る程度で、現在も治療継続中。

 

肩こり・体がだるい・手荒れのかゆみで来院された症例 20代女性

初診 24年3月
20歳より、肩こり、体が重くだるい、手荒れがひどい症状が毎日あり、ひどいと頭痛、めまい、吐き気もする。仕事をするようになってからもっとひどくなる。また、手指の肌荒れがひどく小学生の頃よりあり、かゆくなり水道水に浸かっても荒れる。全指がガサガサし、かゆいので掻くと出血し、余計にひどくなる。

診ると肝の気の流れが悪くなり上半身に症状が現れたものと判断し、それが仕事上のストレスで悪化。また、脾の流れも悪く、お血として手指に滞り、肌荒れになったものと判断し、肝の気を下げ脾の流れを良くし、お血をとるように、手の外関、足の内庭というツボに鍼をし又刺絡として手の少沢より少し瀉血をした。

その後ツボはその都度変更し、三陰交、合谷、脾兪、太衝、百会穴を毎回4~5穴を取穴し、症状は良くなり出し、3か月位で手指の荒れも半分位きれいになり、半年後には9割以上きれいになる。まだ時々軽い症状はあるが、もう少し良くなればと思い、今は2週間に1回治療継続中。

 

逆子で来院された症例 20代女性

今年8月に逆子になる。子宮筋腫6センチあり。最初は腹部打針術ですぐになおるが、また逆子になり同じように治療するとまた治る。また2、3日するとまた逆子になり、こんどはなかなか治らず、足の三陰交に鍼をしながら腰の命門穴にお灸を40~100壮すえ、これを毎日逆子になる度にやり、やっと35週に入り落ち着き、予定日より2日遅れて無事出産しました。6回逆子になる。

 

難聴で来院された症例 30代女性

初診 平成24年10月
今月始め頃,急に右耳の聞こえが悪くなり(低音)膜が張ってある感じで、音がこもって聞こえる。検査したら40デシベルとの事。その他に肩凝りがある程度で特になし。診ると頭頂付近に広い範囲に圧痛、左腰硬く、左膝内側、左脇に圧痛、舌に歯根あり、外反拇指もある。脾の働きを良くし、又肝のバランスを整えるのを目標とし、頭の百会、右背部の肝兪、左足の太衝に鍼をし又打針法で右手指の少沢、関衝、商陽というツボに軽くたたく治療をする。

2回目に来た時には耳鳴りの回数が減り、気分良好とのこと、その後7回程治療したところ膜はなくなり、会議の時の会話も聞き取れるようになる。耳鼻科で検査したところ10~20デシベルトの事、通院しなくてもいいと言われた。1か月経過しほとんど問題なく日常生活ができ、今は体調管理に時々鍼治療を継続中。

 

親指のばね指来院された症例 女性

初診 平成25年11月

去年8月突然指の動きが鈍くなり、曲げたり伸ばしたりするとき痛み、動かす時右の手を添えて動かさないと、なかなか動かない。原因不明。車のオートギアを入れるのが困難。他に下痢気味が数年前より続く、足の冷えもあり夏でも靴下を5枚はく、風邪引きやすく喉を傷めやすい。

診るとツボ反応は足の臨泣、太衝、内庭背部の膈兪、小腸兪、大腸兪は冷えが顕著、腹は肝相火、腎相火暗紅舌気味。左手大腸経の流れが悪く、仙骨付近の冷えが原因と考えられ発症したものと考えられ、大腸兪、小腸兪に刺鍼、13回の治療で違和感はあるがほとんど痛みはなく、普通にオートギアを使えるようになる。まだ足の冷えは改善していないのでまだ2週間毎に治療を継続中。

 

逆子36週目で来院し逆子のまま生まれた症例 女性

平成26年6月36週目に入り来院

妊娠してから不眠が続き体が重い。あまり時間がないので毎日治療する。又可能性が低いので最初から頭の百会穴に灸を100壮、2日目150壮、3 -6日目200壮、37週目変化がないので腰の命門穴に100壮百会穴に100壮を3日間すえる。それでも変わらず38週目に入り陣痛がきて逆子のまま、お尻から出て足、手、頭の順に出て何事もなく無事出産。母親は治療後眠れるようになり体も軽くなったとの事、予定より2週間早く生まれる。これは命門の灸が早く陣痛を起こさせる作用があるため、予定より早く生まれたものと考えられます。

 

不妊治療で来院された症例 30代女性

1月7日
結婚して7年位なかなか子供ができないので、人工授精をこの1年の間に5回もするが妊娠せず、黄体ホルモン剤とか排卵誘発剤も服用していた。他に肩こり、頭痛が長年ある。

診ると下腹が虚、右下腹部に邪臍の周りが冷たく硬い背部の肝、胃ユ虚足三陰交右に実邪、16椎下圧痛少しあり、肝鬱気滞もあるが腎の命門の火が弱いと判断し、灸で腰の命門、腎ユ、胃ユ、三陰交、足三里等に10壮ずつすえる。週1回の治療で4ヶ月過ぎてから、妊娠していることが判明する。妊娠するまでの約1ヶ月位は本来の自然な状態もどす意味で全ての薬を止め、灸だけで様子をみることにしていました。現在4ヶ月目に入り順調に経過しています。

 

逆子で来院された症例 35歳女性

平成26年 6月9日
主訴  逆子 36週2日目 予定日7月6日 2800グラム 6/4
不眠 (妊娠してからひどい) 冷症 手足 腹 腰
第1子の時、母乳ほとんど出ず
病歴 喘息、花粉症 (妊娠中は無い)
証 命門の火弱 両腎兪虚 百会虚
灸治 百会、命門100壮~200壮 9回治療後、朝5時逆子のまま普通分娩で生まれる。(お尻から出て足、手、頭の順に出た)

 

気力なしで来院された症例 60代 女性

平成20年
主訴 頭重、ボーとする、眠れない、気力なし
仕事を完全に辞めて3カ月たちガックリする。以前は美容、宝石商の仕事をしていて忙しかった。現在、下の方から突き上げてくる感じで、精神的に過敏になる。一時食欲も落ち、電話にも出られなかった。更年期40才~60歳までひどかった。高血圧あり
淡紅舌~紅舌 戦少し 気色どす黒くツヤなし マブタ戦 目赤
心下、肝相火(くすがる)、左腎水、百会、左腎兪、肝兪、心兪、胃兪、天宗に反応
診断 肝過緊張、肝気上抗
治 針、左神門、左肝兪、左心兪
灸 三里、関元、太衝、腎兪、肝兪、心兪、百会左
経過 少しずつ眠れる様になり、味覚ももどり気力も出る。5か月で50回位治療でほぼ完治

 

帯状疱疹で来院された症例 30代 女性

初診 平成28年7月

5日前、右耳たぶ、頸部に湿疹ができ帯状疱疹と言われた。薬を飲んでも少しだけ楽になるだけで痛くて夜も眠れない日もあった。発症前様々なストレスがあり小さな事でもイラッとくることがあった。

所見 両肝相火くすがる 淡紅舌薄白苔戦、右腎水、左陰稜泉、左太衝、
左侠谿、百会圧痛強、右心兪~胃兪にかけて張り硬い 背部全体肌荒れ 去年子宮頸癌全摘→その後疲れやすい
証 肝気虚
治療 百会、左後谿、右膈兪1行、左陰稜泉、灸脾兪、腎兪
治療後痛みは10から2に減、2回治療してその後痛みなし。完治する。

 

治らなかった逆子 30代後半

初診 平成26年11月21日
30周より逆子になり、35周になり来院。胎動少なく、あまり動かない状態がずっとあった。最初からこれは簡単ではないと思い、腎の命門穴に灸を30壮据えるが変化せず、最後に腎陽を高める為、百会に灸を200-370壮まで据える。灸をした後は少しは動きはあるが、その後又静かになり、37周に入っても変化がなく帝王切開となった。もう少し早く33周位から治療出来たらよいと思います。

 

耳鳴りで来院された症例 30代女性

初診 平成29年1月
1か月前より、吐き気、めまい、耳鳴りがした、めまいがする前脈速く胸が苦しかったのが時々あった。 吐き気、めまいはすぐに治るが、高音のキーンとする耳鳴りはずっと続き、夜寝る前とか寝起きが特に気になる。その他出産後腰痛が続き、夕方になると疲れ気力も出なくなる。又のぼせやすく、入浴後だるい。

 

診察 小腹虚、脈やや早く、左腎兪、右肝兪に反応、舌診紅点か゛先 ~辺にあり、頬赤い

 

治療 腎の衰えと肝の弱りからくる気の上昇ととらえ、気を下げるのと腎の回復を目標に左腎兪、右肝兪一行、左少沢、左関衝、左商陽に置鍼。4月現在ほとんど耳鳴りは聞こえず、体力、気力とも回復、2週間に1度の間隔で、体調維持の為に継続治療中。

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