11月, 2018年

症例 だるい、疲れる

2018-11-24

平成30年4月  30代 男性
だるく、疲れが抜けない。2週間出張して疲れる。出張先で水を飲み下痢をする。
鼻水、くしゃみ、喉痛があり夜眠りずらい。食欲も落ち、ややふらつく、疲れると下痢しやすい。
花粉症、胃腸炎の既往歴あり。
診ると腹全体が張る、肋骨弓少し狭い、百会に圧痛合谷、天宗、脾兪、肝兪、左行間付近がカサカサしてかゆい。
会社での残業が多く、出張も毎月あり、疲れがなかなか取れず、
氣が上昇し不安定になり又反射として胃の働きが落ち下痢しやすくなる。
治療は上に昇った氣を降ろし、胃の働きを盛んにさせる様に百会、右合谷、左胃兪、右足三里に置鍼。
4日後半分位良くなり、その後毎月2~3回位治療を続けて、心身のメンテナンスを含めて治療継続中で、
治療することにより心身を安定的に保つ様にしています。

先天の元気

2018-11-15

先天の元気は親から受け継いだ生命力で五臓でいうと腎に相当する。
腎は五行でいうと水に属する。腎は人間を構成する中心を成し骨をつかさどるので、
腎が丈夫な人は骨が太い。腎は体の下の方にあるので、臍下丹田辺りに力がなかったり、
冷えて又腰の辺りの冷えとかもあると、腎が弱いとみます。腎が弱くなると根気がなくなります。
腎気は生命力でもあり、次の命につないでいくことにもなるのです。又腎がしっかりしていれば
耳も良く聞こえ元気な人は声も大きい。腎は非常に大切な臓器なのです。
長命にも繋がっていくのです。腎が強いとそのエネルギーは他の臓器にも与えて、その臓器も
丈夫になるのです。肝腎要といいますが、体を支えている最も重要な臓器なのです。

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