Author Archive

1月臨時休診のお知らせ

2018-01-12

誠に勝手ながら1/15(月)は午前中休診となります。午後2時より診療致します。
患者様にはご迷惑をおかけいたしますがご了承の程お願い致します。

腰の張り

2018-01-08

平成30年1月  30代男性  腰の張り
スノーボードを10回位滑っていたら、腰がだんだん張るようになり、前屈、後屈共充分に伸びず辛い。
他の症状は特になし、診察所見では両足の内側,曲泉、両肘の外側上方、天井に圧痛あり。
腰背部に張りがある。他には特になし。

治療は左曲泉に鍼3番でやや強めに刺し10分位置鍼。直後前後屈すると8割以上良くなる。
これらは腰特に腎に負担がかかりすぎた為、尺膚診で診ると手足の下の部分、関節は腰腎に相当する部分なので
腎が弱り気血の流れが悪くなり筋肉が硬直した為とおもわれました。

年末年始の休診日のお知らせ

2017-12-20

年末年始の休診日のお知らせです。
12/30(土)~1/4(木)は休診となります。
来年は1/5(金)より通常診療となります。

灸治の理

2017-12-14

元気は陽気なり、万物を生ず
火気(艾)をかりて陽を助ければ
元気が出て強くなり
脾胃整い、食進み気めぐる
すなわち陰邪の気去り癒すなり

小児鍼

2017-12-07

人間は陰陽のバランスが保たれている状態が健康と言われています。人間は四足動物の状態から考えると、
日が当たる表の腰背の部分が陽で、裏の日の当たらない影の部分が陰です。小児は陰陽でいうと陽の塊です。
小児は発育か゛非常に速いので、陽が盛んになり体が大人より暖かいのです。
小児が眠い時は手のひらが暖かくなります。手のひらは陰で夜も陰なので、陰に向かっていくので暖かくなります。
夜泣き、癇の虫は陽が盛んになりすぎた興奮した状態なので、陰でもある金属の冷たい鍼で刺激をして、
熱を取ってやると落ち着きます。陰陽のバランスを保つことが大事で、大人も同じ事、病気は結局陰陽の
バランスが崩れ、陽に傾くか陰に傾くかで、それが極端になると死となります。
小児は回復が早いので、癇の虫に限らず、下痢、便秘、腹の調子が悪い時にも非常に効果的なので、
時々鍼治療をしていると、毎日元気に過ごすことができます。

気と血

2017-11-14

全身には気と血が絶えず流れていて、人間の生理活動を絶えず支えている。気は陽で血は陰に属す。
気と血は常に離れずに動き、同じ力関係を保ち続けている。
気は血という養分を得て流れることができ、血は気の力を借りて廻ることができる。
決してそれぞれが単独では流れないのである。
気は外気を肺から取りこみ精気と化し、血となる。
気血は人間の活動を支える基本的な物質なのである。

11/10(金)は午後2時より診察となります

2017-10-31

誠に勝手ながら11/10(金)午前中は臨時休診と致します。
午後2時より診察致します。
患者様にはご迷惑をおかけいたしますがご了承の程お願い致します。

疳が強いで来院された症例

2017-10-23

平成29年7月  5歳の女の子
主訴  疳が強い  2歳頃より泣きながら寝る事が多く、気に入らないことがあったり、うまく物事がいかないときは怒りやすく、母親に殴ったりすることもある。寝言もひどく毎日ある。特にここ1カ月ひどい。 大便 2~3日に1度、体表観察、両脾募邪、胃土邪少しあり、足の胃経張りあり、上背部張り、臍上向き。

治療 肝の緊張と胃の働きが弱いので、肝を抑え胃の働きを高めるように治療。鍼で百会、左足三里、散鍼で右脾募、背部、ゴウ鍼で左肝兪 計8回で段々と落ち着き、寝入りも良くなり寝言もなくなる。元々肝気が強い方で、母親も同じで直ぐに気が上昇しやすく、なかなか 下へ下がらない。治療は散鍼で少しは良かったが、左肝兪に鍼を斜刺してから良くなる。1か月半かかった。

無駄の効用

2017-10-05

一見役に立たない様な無駄なことでも、案外とそうではないこともあります。
全てが効率よくいくものでもありません。ある程度は効率よく、無駄なくやることは大切です。
しかしそこに至るまでには、結構無駄なこと、無意味なことをしているのです。
それがあってこそ効率よくできるようになるのです。人生も同じで失敗をすればするほど人間は賢くなり、間違いをしなくなります。
最初からうまくいく人はほとんどいません。無駄なようなことでも結局それは無駄ではないのです。
人生物事全ては、何かの役に立っているということです。

いい加減 適当な

2017-09-14

良い湯加減と言いまして、丁度良い温度を言います。決してでたらめでいいというのではありません。
毎日いい加減にしていたほうが、体にも負担がなく丁度いいのです。一生懸命もほどほど、頑張りすぎると次が続かないのです。
細く長く続けるには良い加減がいいのです。特に年を重ねてくるとなおさら体が追い付かず、無理はできません。体だけは大事にしたいものです。

« Older Entries Newer Entries »
Copyright© 2022 塩谷郡高根沢町宝積寺の鍼灸【はり・灸】なら相田針療所へ All Rights Reserved.