明けましておめでとう。今年も又よろしくお願いします。
2016-01-14
今の日本は平均寿命が延びて世界一になりました。しかし、病による寝たきりの人や認知症になったり、年齢がすすむに従って様々な病になり、医療費の負担も大変です。いまや国家予算の3分の1位になります。こうした中でいかに健康で長生きし天寿を全うするかが、だれもが思うところです。健康でいることはなににもまして最高の価値があり、基本的財産なのです。健康であればいつでも働けるし、死ぬ直前まで働けます。人間は本来普通に生活していれば、病気にはならずなってもすぐに治るのです。何らかの作用が身体にかかり過ぎた場合、その反動として何かの信号を身体のあちこちから出して知らせるのです。それを無視していると、いつかはもっとひどい状態にしてしまうのです。その時は抵抗力はなく病に立ち向かっていく元気はないのです。
そこで常日頃から身体の調整をしていくことがいかに大切なことであるかなのです。お灸をすると白血球が増加することは科学的に証明されています。つまり免疫力がつくことです。それはあらゆる病に対して抵抗力があり、病になりにくいということです。お灸での予防治療は五臓六腑のそれぞれの機能強化を図り、新陳代謝を促し、全身の気血の流れを良くし、日常生活がスムーズに出来るようにすることです。お灸は全身を診察した後、五臓を中心に重要なツボに灸をすえるのです。そうすることによって五臓の働きを正常に保ち病気になりにくい状態にすることができるのです。病気になってから治療するのは時間がかかりなかなか治りにくく大変です。予防治療こそ最も重要であり、医療費を低くおさえることができるのです。お灸は日本に伝来して1500年以上経っています。こんなに長く続いている医療は世界中どこにもありません。今や日本の誇る最高の医療なのです。
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