10月, 2015年

認知症と運動

2015-10-20

50年位前私の周辺では認知症とみられる人を見た記憶はほとんどありません。ここ10~20年位の間に主に先進国に多く見られ益々増加傾向にある様で、50代で発症している例もあります。又認知症は20年位かかってなると言われています。医学的に認知症を治す薬はなく予防法として様々な方法があります。アメリカの専門家によると週3回の早歩きを30~40分続けると、脳の海馬が増加し認知症になる人が3割減るそうです。これが一番いい方法です。

 

他に乳製品、野菜、魚、海藻類を摂ると良いようです。つまり和食です。昔の人は不便な生活と質素で自然な食事をしていました。そこには毎日歩かなければならず、自然と肉体を動かすことによって脳にも刺激がいき、又自然な食べ物を摂ることによって内臓に負担をかけなかったのではないかと思います。便利な生活になると人間の体の一部が衰え、飽食になると内臓が傷み、病気になりやすくなると考えられます。

 

今は非常に便利で快適な生活ができます。そうなればなるほど認知症も含め様々な病気が起こる可能性が増大しているのです。

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